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不破聖衣来の走り方が理想的な理由!心拍数とDNAが天性の最強アスリート

不破聖衣来の走り方が理想的な理由!心拍数とDNAが天性の最強アスリート


12月の富士山女子駅伝で華麗なる爆走を見せてくれた不破聖衣来さん。

名城大が優勝し4連覇という素晴らしい結果でしたが、最も注目されたのは不破聖衣来さんの5区区間での10人のごぼう抜きではないでしょうか。

ずっときれいなフォームを保ちながら10.5kmの区間を32分23秒で走りぬきました!

「異次元の走り」「スーパールーキー」と言われ、小柄で可愛らしい姿からは想像しがたいパワフルな走りにパリ五輪への期待の声も上がっています。

そんな不破聖衣来の走り方はどうなんでしょうか?

ほかと比べて何か特別な特徴があるのでしょうか?

すごい走りを見せる不破聖衣来さんの走りの秘密について調べてみました!

不破聖衣来さんの走り方が理想的な理由

不破聖衣来さん画像:Bingより

不破聖衣来さんの走り方ってすごくキレイですよね!

「羽が生えているみたい!」と上手い例えを言う人もいました。
ス~ッとスマートな走りで、軽やかです。

富士山女子駅伝の解説者が、不破聖衣来さんの走り方について「理想的な走り方!」と理由を解説してくれました。

  • 例えるならリニアモーターカーみたいな走り
  • フォームにクセがない
  • 前に進むだけのランニングフォーム
  • 頭が動かない

上下の揺れがないってことでしょうか。
無駄な動きがなくて体に負荷をかけにくいフォーム?

不破聖衣来さんみたいに颯爽と走ってみたいものです!

不破聖衣来さんのフォームには独特な特徴がある

不破聖衣来さんの走り方について綴っている記事をいくつか読みました。

書いてあることをまとめると・・・

  • 腕を後ろに引く可動域が大きい
  • 脚を前にだす可動域が大きい
  • 着地はかかとから

関節の可動域が平均より広いのでは?という見解でした。

不破聖衣来さんほど後ろに腕を動かすフォームは稀ですが、これはご本人が一番走りやすいフォームなのかもしれません。

それを裏付けるヒントが監督にありました!

五十嵐利治監督には小出義雄監督の下でコーチ業を積んだ過去があることと、お二人の選手育成方針が「選手ファースト」ということ。

五十嵐監督は不破聖衣来さんが発揮できない時期は、不破聖衣来さんの中学時代の練習日誌まで遡って、傾向を探りベストな練習法を見出したそうです。

小出監督は、チームとして画一的な指導はしなかった。すべての選手の個性を重視して、全員に違った接し方をしていた。だから教え子はいろんな世界で生きている。(中略)

監督はランニングフォームとかペース配分とかを指導することはなく、「一番楽な走り方がいいんだよ、それがお前に合った走り方なんだ」と教えてくれた。それは、監督が教えてくれた生き方のコツである。

出典:FNNプライムオンラインより

中学生の頃から好成績を残していることから、不破聖衣来さんのフォームは彼女のベストのフォームだといえますね!

わたしがフォームを真似しても速く走れるとは限りませんね~

だいたい、あんなに腕も足も大きく動かないし!!

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不破聖衣来さんの心拍数に強い選手の特徴

不破聖衣来さん画像:Bingより

  • 不破聖衣来さんは1分間の心拍数が平均よりかなり低い。

不破聖衣来さんの1分間の心拍数は35回程度

ちなみに・・・

  • 成人の安静時の心拍数は1分間の平均が60~70回

人間の成人の安静時の心拍数の正常値は、1分間に60~100回とされていますが、平均的には60~70回で、85回以上は比較的まれです。

出典:プライムコートみなとみらいクリニックより

・・・え?聖衣来ちゃん少なくない??

平均に比べると半分くらいでかなり低めですね!

実は、亀田興毅選手高橋尚子選手心拍数がかなり低め。

6度目の防衛戦に臨むWBA世界バンタム級王者亀田興毅は4日、都内で予備検診を行い、1分間の脈拍数自己最少38回を記録した。マラソンの高橋尚子の安静時の脈拍数は30~40回と言われており、Qちゃん級の過去最強の心臓をつくり上げた。

出典:スポニチより

この心拍数の低さは強い選手の特徴とも言われています。

不破聖衣来さんには持って生まれたアスリートの特性があるようです。

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不破聖衣来さんは家系がアスリート

不破聖衣来さんは身長が154cmと小柄で、ルックスも可愛い。

小動物のような雰囲気からあんなに爆走するとは想像できないし、あのタフさも感じられません!

不破聖衣来さんの持久力は家系がアスリート揃いというところにヒントがあります。

  • 祖父・・・クロスカントリースキーの元国体選手
  • 父・・・サッカー
  • 母・・・中学・高校は陸上選手
  • 姉・・・実業団の陸上選手(不破亜莉珠さん・センコー女子陸上競技部)

お爺さまが元国体選手というのが目を惹きますね!

そして、家族全員がスポーツに携わっていて、持久力が必要な競技で活躍しています。

不破聖衣来さんはお姉さんの亜莉珠さんと幼いころから一緒に走って育ってきました。
そこにはいつもお爺さまの姿がありました。

とても微笑ましいエピソード!

ちなみにお姉さんの亜莉珠(ありす)さんも美形です♪

ふわありすさん画像:センコー女子陸上競技部より

亜莉珠さんからのメッセージは下記のとおり。

競技が続けられること、恵まれた環境で練習ができること、支えてくれる方々への感謝の気持ちを忘れず、結果で恩返しができるよう頑張ります!
まずは自己ベストを更新し、復活の走りをしたいです。

出典:センコー女子陸上競技部より

聖衣来さんも亜莉珠さんもとっても謙虚!!
まわりへの感謝を忘れない姿勢に姉妹の共通点がありますね。

ということで!不破聖衣来さんの才能は環境が大きいと思われます。

持って生まれたアスリートの適性と環境があって世界が目指せる逸材になっていったのではないでしょうか。

不破聖衣来さんはレース中に時計をつけない

不破聖衣来さんはレース中に時計をつけません。

ご本人によると、小さなタイムの上げ下げを気にしないためにつけないとのこと。

不破はレース中、時計をつけない。「1km何分でというプランは一応ありますが、実際のレースではいろいろな状況があって、ロボットのようにきっちりとはいけません。1秒の誤差を気にしてリズムが狂ってしまうよりは、自分の感覚で走った方が走りやすい」からだ。

出典:4years.より

12月の富士山女子駅伝でも特にタイムは気にしていなかったそうです。

「タイムはあまり意識していなかったです」と涼しい顔で振り返る不破。「今回は自分のタイムというより、前を追って走ることを意識していました。スタートした時は何秒差かわからない状態でしたが、走っていくうちに1人1人抜いていけば、いつか名城大学さんが見えると思ったので、最後まで追いかけようという気持ちで走りました」。

出典:Yahoo!ニュースより

不破聖衣来さんは幼い頃から姉の亜莉珠さんの背中を追いかけて走っていました。

とにかく背中を追いかけていくスタイルは不破聖衣来さんならではですね。
スタミナがあるからこそできるスタイル。

そうそう真似できるものではない天性の走りですね!